消防・防災情報
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【一人暮らし防災】孤立する前提で備える「自分の命は自分で守る」ための準備とは?
はじめに
自然災害が頻発する日本において、発災時の備えをしておくことはすでに「生活に一部」ともいえるでしょう。
その中でも「一人暮らし」は、すべてを一人で判断・行動しなければならないというリスクを抱えています。
今回は、一人暮らしや周囲に頼れる人がいない状況がなぜ災害に弱いのか、どんな考え方でどう備えるべきかなどについてわかりやすく解説していきます。
なぜ「一人暮らし」は災害に弱いのか?
一人暮らしが災害に弱いと思われるのは、大きく3つの懸念点があるためです。
ここでは、その3つの点について解説していきます。
助けを呼べない・誰も気づかない現実
家族や同居人、知り合い等が近くにいない場合、地震で倒壊・閉じ込めにあっても異変に気付かれにくくなります。
また、近年は隣人や近所との関わりが薄いことも珍しくありません。
このように外部との繋がりが薄いと、閉じ込められ場合や怪我をしても、発見が遅れる可能性が高くなります。
特に、地震直後や停電時はスマートフォンも使えなくなるケースもあり危険です。
判断も行動もすべて“自分ひとり”でやる必要がある
災害時は、主に以下のような判断を迫られます。
・避難の判断
・火災への初期対応
・物資の確保
・情報収集
1人の方が素早く判断できることもありますが、パニックになっている中で冷静に判断するのは難しいため、災害に対する弱点となり得ます。
備えが後回しになりやすい
「スペースがないから」「自分だけなら何とかなるだろう」など、一人暮らしだと防災対策は後回しになりがち。
レトルト食品や缶詰、カップ麺は買いおきをしている方が多いかと思いますので、
・カセットコンロ
・スマートフォン、懐中電灯などの充電用モバイルバッテリー
・避難場所、避難所の位置とルート
などを準備、チェックしておきましょう。
一人暮らしだからこそ必要な防災の考え方
一人暮らしだからこそ必要な防災に対する考え方について解説します。
防災用品を準備する際には参考にしてみてください。
「自分しかいない」前提で備えること
家族が備えてくれているという環境がないため、安否確認・避難行動・備蓄の管理を、全部自分一人で準備することになります。
自力で72時間乗り越えることを目標として備えていきましょう。
逆に言えば、自分専用の備えをすればいいため、替えがきかないものや絶対にあって欲しいものをカスタマイズできます。
「完璧」を目指さず「現実的」を優先する
備えても災害時に使えなければ意味がありませんし、一人暮らしなら日常生活に負担がない形で備える必要があります。
そのため、
・普段の生活でも使えるもの
・管理が簡単なもの
・コンパクトで収納しやすいもの
・自分が取り扱える重さのもの
などを中心に揃えていくのがおすすめです。
食料に関してはローリングストックをフル活用し、場所も食料も無駄なく使えるようにしましょう。
また、避難用のリュック等を準備した後は、実際に持ち出して近所を歩いてみるのがおすすめです。
今すぐ一人でできる!3つの防災アクション
今からできる防災アクションを3つ紹介します。
備えがまだの方、対策を見直したい方はぜひ参考にしてください。
安否確認のルールを決めておく
離れて暮らす家族や友人等と「連絡が付かない時の手順」を決めておきましょう。
通常の電話より繋がりやすいSMSや災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(web171や各キャリアの災害用伝言板)、各社が提供している安否情報サービスをチェックしておくと安心です。
部屋のレイアウトは“一人で避難できる設計”に
部屋のレイアウトは以下のポイントを参考に見直してみましょう。
・重い家具の固定と転倒防止
・ベッド、ソファ、机付近の横や上には家具を置かない
・突っ張り棒&耐震マットですべり・倒れを防止
・出入口をふさがない位置に家具を配置する
・停電や点灯時も、玄関やベランダ・窓へすぐ移動できる配置
重たい家具の手前に、新聞や紙を折りたたんだものを噛ませておくだけでも一定の効果が見込めます。
固定具等を購入する前の応急処置としても活用してください。
寝る場所のそばに“孤立時の対応セット”を置く
夜間は孤立リスクが高まります。
助けが呼べない状況を想定して、簡易トイレは寝る場所のそばに保管し、懐中電灯・ホイッスルはベッドサイドに置いておきましょう。
窓ガラスが散乱したときを想定してスリッパ等を準備しておくとより安心です。
まとめ
一人暮らしの防災で、まず着目すべきは、
・「誰も助けてくれない前提」で備える
・生活に合った現実的な備える
以上の2点です。
一人だから、準備が面倒だからと先延ばしにする理由はたくさんありますが、一人だからこそすぐに備えないと非常時に取り返しのつかないことになりかねません。
「もし今、真夜中に地震が起きて、助けを呼べなかったら?」から逆算して備えていってみると、自分に必要そうなものをピックアップしやすいですよ。
完璧に備える必要はありません。まずは今日、行動することから始めましょう。
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